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サプライチェーン
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「世界基準で会社を見つめ、組織力を高める。」

越野 直人
NAOTO KOSHINO

サプライチェーン本部
1999年入社 経済学部 経済学科 卒

  • 高砂香料を志望した理由は?

アフリカへの関心をきっかけに香料メーカーへ。

学生時代、アフリカ大陸に興味があり、現地への進出企業を調べている中で、南アフリカに事務所をもつ当社を発見。人事部に直接電話をしたところ、不躾な連絡にもかかわらず、人事部長みずからが丁寧に対応してくれました。入社決断の前に社員と面談をしたいという希望に対しても、精力的に仕事をしていた中核世代の社員を紹介してくれるなど、人にやさしく、自由闊達で明るい雰囲気の会社であると感じたため入社することに。また、結果的に入社後は出張で3度、南アフリカの事務所を訪れる機会を得ました。

  • 現在の仕事内容を教えてください。

使命は効率的で安定した製品の供給。

グローバルのサプライチェーンについて、第三者的な立ち位置の組織の一員として現状分析や課題解決に取り組んでいます。週次の本部内ミーティングや米国子会社にいる本部の上層部との報連相体制を確立し、日々起きている課題や懸念事項、複数の部署にまたがる課題の調整やその対策を講じています。また、”グローバルサプライチェーンマネージメントコミッティ”という委員会で年4回の会議を設定し、主に「グローバルサプライチェーンの最適化、BCP(事業継続計画)の具体的施策の提案、合意形成、進捗管理」という、グローバル組織で臨むべき大きな課題に取り組んでいます。

  • 仕事のやりがいと苦労する部分を教えてください。

世界各地で起こる変化を捉え、経営課題を解決する。

これまでのキャリアで培った、販売や調達部門、海外経験が現在の仕事に活かせていると感じるときや、なかなか進展しなかった困難な課題を解決できたときにやりがいを感じます。昨今、世界中でさまざまな事象が日々起きますが、その事象が当社の生産体制や販売活動にどのような影響を及ぼしているか、そしてどのような課題が生じているのかを直接経営層へ情報提供した結果、壮大な意思決定につながることも。課題解決に向かっていることを実感できた際には、感動すら覚えます。一方、グローバルでのサプライチェーンを俯瞰し分析したときに、甚大な課題を見出すことがあります。その影響範囲の広さから、果たして自分たちに対処できるのだろうかと不安を感じることも。また、発足したばかりで人数も少ない部署のため苦労もありますが、少数のチームでも円滑にコミュニケーションを図りスクラムを組めば、必ずや大きな課題にも取り組めると前向きに考えています。

  • これからの目標を教えてください。

高砂香料の発展を支える立役者をめざす。

目下の課題は、グローバルサプライチェーン体制の構築や整備です。そしていつか、入社当時に思い描いていた海外拠点の責任者、もしくは自分の国内外で培った経験を次の世代につなぐ伝承者になりたいです。どのようなかたちであれ、2020年に創業100周年を迎えた当社が、2120年にも盤石な体制で創業200周年を迎えられるよう、微力ながら自分にできることに注力していきたいと思います。

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  • 印象に残っているエピソード

描いていた海外挑戦と痛感した製品供給を行う使命。

ひとつ目は、異動希望が通り、海外事業のコーディネーターを担当したことです。ほぼ毎月海外に出張し、現地の営業をサポートする立場で当社の技術優位性や企業能力の啓蒙に従事。孤独な活動ではありましたが、現地営業拡販の黒子に徹し一定の成果を収めることができました。技術者とともにグローバル企業の本社を訪問し、英語で顧客の開発者に技術紹介やプレゼンテーションを実施した経験は、その後の会社人生にとって、非常によい経験となりました。
ふたつ目は、国内フレーバー営業の管理職として国内最大手の顧客を担当していた際に、工場で火災が発生し、納品トラブルや顧客からの厳しい要請と叱責を数多くいただいたことです。出火当日の対応から信頼回復にあたるまで、販売促進以外の仕事も幅広く対応。製造業としての原点や供給責任について見つめ直す日々でした。その後調達部に異動し、調達困難な天然原料の担当として、安定供給を果たすため、原料調達に世界を闊歩することになった際も、あの経験が生きていたと感じます。また原料価格高騰の対策にもかかわり、まさにサステナブルなビジネスの礎を学び、結果として現在の仕事に脈々と活かせていると痛感します。

私の好きな香り

既成概念を超えて出会えた新しい香り

以前、バニラアイスにはバニラフレーバーを使用するのが一般的でした。しかし、当社は試行錯誤を重ね、バニラアイスに最適なミルクフレーバーを開発することに成功。この香料を精力的に拡販したところ、大型製品に採用され、さまざまな製品にも転用されることに。当時社内で最も販売量の多いミルクフレーバーだったと聞き及んでいます。同時に、他製品向けで製品コンセプトから当社の提案で紹介したライムフレーバーも多く使用され、結果的に社内表彰まで貰うことができた、思い出深い香りです。

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※こちらの記事は取材当時のものです。