企業概要
創業精神
技術立脚の精神に則り
社会に貢献する企業理念
香りを原点とする革新的な技術を通して、
新しい価値を創造し続ける
新しい価値を創造し続ける
Vision 2040
人にやさしく、環境にやさしく
- 多様な価値観を尊重する
- 自然と共生し、人々の生活に彩りを与える
- 夢と誇りを持って未知の世界へ挑戦する
- 常に高い技術を追求する、かけがえのない会社
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売上高1,867億円
※2023年3月末
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グループ会社40社
※2023年3月末
沿革
1920
1930
創業
- 第一次大戦後の不景気の中、1920年2月9日甲斐荘楠香が、高砂香料を設立
- 同年7月に現在本社のある蒲田の地に本社と工場を移す
- 1928年 オゾン酸化法によるサフロールからのバニリン、ヘリオトロピンの製造を開始
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1930
1945
台湾進出
- 昭和に入り生産を拡大する中、樟脳副産油等の香料原料を確保するため台湾に進出
- 同地に工場を建設し、1938年 本社も台湾へ移す
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1945
1960
戦後の再出発
- 第二次世界大戦後、合成香料の製造販売を中心に日本で再出発
- 1947年 平塚工場開場
- 1954年 メントール、1955年 ムスクTの製造開始
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1960
1980
国内外の事業の進展
- 高度成長期を迎え事業規模を拡大。1960年にいち早く欧米に駐在所を開設
- その後、合成香料中心から調合ビジネス(フレーバー、フレグランス)重視の総合的な香料会社へと変貌を遂げる
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1980
2000
技術と海外事業による長期安定
- 国内の生産体制を整備し、海外への進出を加速
- 国内では1980年 フレーバー向けの鹿島工場竣工、1983年 磐田工場でℓ-メントールの本格生産開始
- 海外では、1987年 中国に合弁会社二社設立、1988年 スペインの合成香料会社に資本参加(後に100%子会社化)、1992年 ドイツにフレーバーの生産販売会社設立
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2000
2020
世界と共生する真のグローバル化
- 2001年 社外取締役野依良治氏がノーベル化学賞を受賞
- 主にフレーバー市場で天然志向の高まる中、天然バニラ資源の確保と活用を目指し2013年 マダガスカルに合弁会社を設立
- 伸長するアジア地域において拠点を整備・拡大。2014年 シンガポール拠点の生産能力増強
- 2017年 インドにて工場竣工、2019年 インドネシアにて工場竣工
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事業・製品紹介
事業セグメント
高砂香料グループの主要な事業は、フレーバー、フレグランス、アロマイングリディエンツ、ファインケミカルの4部門で構成され、グループ経営資源を各地域で有効活用することで、高品質かつ信頼いただける製品・サービスを世界中のお客様にお届けしております。
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57%
売上高1,055億円
フレーバー
飲料やデザート、菓子、乳製品、調理食品などに、嗜好性に優れた香りと風味を付与するフレーバー、そして果汁やコーヒー、お茶といった食品原料を提供しております。
※2023年3月末
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30%
売上高563億円
フレグランス
香水や化粧品やシャンプー、洗剤、芳香剤、入浴剤といった商品に使用される香りを、残香性や拡散性、安定性にも優れたかたちでクリエーションし、提供しております。
※2023年3月末
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6%
売上高119億円
アロマイングリディエンツ
光学活性で革新的かつユニークな香りの素材を開発し、最高品質のフレーバー、フレグランスのクリエーションに用いております。
※2023年3月末
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6%
売上高115億円
ファインケミカル
不斉合成技術による医薬品中間体、独創的な触媒開発、エレクトロニクス産業を支える電子写真感光体(OPC)等の機能性材料を提供しております。
※2023年3月末
※上記の他に、その他不動産事業の売上高14億円があります。
こんなところに高砂香料
食品・飲料、日用品・化粧品、医薬品など、毎日手に取る、口にするたくさんの商品に高砂香料グループの香料・技術が使われております。

当社の強み
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世界各地で活躍する高砂香料の技術
1920年の創業以来、最先端の研究で培われた高砂香料グループ固有の技術は、アメリカ、シンガポール、メキシコ、ブラジル、フランス、ドイツ、中国にあるTAKASAGOの研究所に広がり、中核となる日本の研究開発本部は各国へ基礎研究のデータを提供するとともに、グローバルに展開する研究開発の中心となっております。
グループ研究開発費
141億円
グループ研究員数
928人
※2023年3月末
研究開発体制
日本と米国の基礎研究機能と、各拠点の応用研究の機能連携によるR&D戦略の一元化を推進しております。グローバルかつ将来性ある研究開発成果を創出してまいります。
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グローバルネットワーク

高砂香料グループは日本を本社とし、28の国と地域に研究所や工場、営業所を設けております。グローバル規模での原料調達体制を整備し、さまざまな法規制へ対応しております。また、各国の市場変化やトレンドを分析し、お客様の満足する香りを提供してまいります。
地域別売上
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38%
日本
715億円
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25%
米州
469億円
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17%
欧州・中東・
アフリカ
アフリカ
319億円
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20%
アジア・
パシフィック
パシフィック
364億円
※2023年3月末
サステナビリティ
サステナビリティ基本方針
高砂香料グループは、Vision2040「人にやさしく、環境にやさしく」に則り、多様な価値観を尊重し、自然との共生を目指します。公正かつ透明な企業活動を通じて、社会課題の解決に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。
これまでの歩み
当社は2002年に環境宣言を公表し、事業活動を通じて環境課題への取り組みを続けております。グループCSR中長期計画「EHS100プラン」を2009年から始動させ、活動の目標や達成度の評価を環境報告書の中で報告してきました。GP-2より人権、ダイバーシティなど社会面での取り組みへもスコープを拡大しております。GP-3では、グローバルでのサステナビリティ推進体制を構築し、2021年より開始したNGP-1ではサステナビリティ推進強化を掲げています。
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推進体制
グループ全体でビジョン、行動指針を共有し、活動を積極的に推進させるために発足したのが「高砂香料グループ サステナビリティチーム」です。EHS、人事、品質保証、研究開発、生産・調達・物流の5つの機能を主としたチーム編成となっており、それぞれの機能が拠点横断的なグローバルの協力体制を取っています。同チームの発足以来、定期的に本社では「サステナビリティ推進会議」を開催し、各部門から集まった代表者間でサステナビリティ関連課題の議論やそれぞれの活動計画の進捗共有等を行っています。
グループサステナビリティ中長期計画「EHS100プラン」は2020年度に最終年度を迎えました。2021年度からは新サステナビリティ中長期計画「Sustainability 2030」が始動し、今後はこの計画を基盤にグローバルで社会的な課題に取り組んでいきます。
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中期経営計画
2021‐2023年度 中期経営計画 New Global Plan-1【NGP-1】
- 経営計画
- 当社グループは、Vision 2040で定めた「ありたい姿」に近づくため、中期経営計画「New Global Plan-1【NGP-1】」を2021年度から2023年度にかけて実施していきます。
NGP-1においては、成長著しい新興市場を中心とする海外市場において、より一層の成長を促進すること、日本国内の利益の改善に努めること、グローバル全体でのサステナビリティの推進を図ること、を「3つの基本方針」としております。
そのため、先の中期経営計画「One-T」の基本方針である5項目をNGP-1でも「5つの柱」と位置付け、これら基本方針、柱に沿ってグループ横断的に取り組むべき「7つの重点課題」を定めました。
New Global Plan-1【NGP-1】
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