トップメッセージ

高砂香料工業株式会社
代表取締役社長



経済、環境、社会の3つの側面において、バランスの取れた経営を目指します

高砂香料グループは、1920年の創業以来「技術立脚の精神に則り社会に貢献する」を企業理念に、人々が志向する「クオリティ・オブ・ライフ」の向上に貢献すべく、日々努力を続けてまいりました。香料の領域を食品・化粧品や日用品にとどめることなく、現在では、医薬中間体や、IT産業向け機能性材料にも応用し、より豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。

また、「地球環境に配慮し、地域社会を大切にした、世界の人々から共感を得られる企業を目指す」を経営基本方針に掲げ、産業廃棄物の削減やエネルギー効率の見直しなどで環境負荷を低減し、生物由来の原料の保全に努めるとともに、多様な人材を活用するダイバーシティ・マネジメントなどに積極的に取り組むことによって、経済、環境、社会の3つの側面においてバランスの取れた経営を目指しております。

事業活動を通じて社会に貢献する企業であるために、製品・技術をはじめ幅広い分野での社会性の向上に引き続き注力していきます。

持続可能な社会の実現のために、持続可能な事業活動を推進します

高砂香料グループでは、2008年にスタートした「EHS100プラン」をCSRの中長期計画の中心に据え、担当部門が一つひとつの目標に対して活動を展開しております。「EHS100プラン」は Environment
(環境)、Health(健康・衛生)、Safety(安全)にとどまらず、基本的人権の尊重、責任ある調達慣行、また地域社会との共生に関する課題も取り込んでおります。一つひとつの課題に対して真摯に取り組みを続け、成果が見えてきたものもございます。また現在では、EHS100プラン以外にも、ダイバーシティの推進など重要項目と定めた課題に対して積極的に取り組んでおります。

EHS活動においては、「2020年までに、CO2排出量を原単位で20%削減(2010年基準)する」を目標の一つに掲げています。近年積極的な削減努力を重ね、2016年度末現在、2010年度対比で20%強削減の進捗となっております。環境への配慮や地域社会の保全を掲げる「コーポレート調達ポリシー」および企業の社会的責任を重視する「高砂香料サプライヤー行動規範」を定め、周知・徹底を図ることで、責任ある調達活動を推進しております。地域社会との共生では、事業所や工場周辺の地域社会に対して環境や安全面で責任ある行動をとり、また海外でも貴重な天然原料の生産地に対する活動を通して長年にわたる良好な関係を維持しております。

これらのさまざまな取り組みを継続していくことが、持続可能な社会の実現につながると考えております。

グローバル企業として、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指して

当社は2020年に創業100周年を迎えます。高砂グローバルプラン(中期経営計画)は、2018年4月より新たな3ヵ年を迎えました。2020年に世界のトッププレーヤーになることをビジョンとし、すべての地域において、マーケットプレゼンスの向上にグループ一丸となって励んでまいります。

当社は2017年6月に、国連グローバル・コンパクトに署名いたしました。持続可能な世界の実現を目指すグローバル企業の一員として、国連グローバル・コンパクトが掲げる10原則や、持続可能な開発目標(SDGs)、またパリ協定(各国によるCO2排出削減目標)など国際的なイニシアチブに沿って活動することにより、その責任を果たしてまいります。

今後ともステークホルダーの皆様の変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。