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山形本部長

サステナビリティ推進の取り組み

山形 達哉
常務執行役員 コーポレート本部本部長

高砂香料グループは「サステナブルな経営」を中期経営計画(NGP-2/2024~2026年度)の基本方針に掲げ、社会課題の解決と企業価値向上に努めています。NGP-2初年度における主な取り組みを以下のとおりご報告いたします。

気候変動対応

気候変動への適応と緩和を国際的枠組みに沿って推進しています。2020年にTCFD提言に沿った情報開示を行い、2021年にはSBT認定を取得しました。Scope 1と2においては、再生可能エネルギーの導入、省エネルギー活動を進め、LCA算出の仕組みも整備してきました。原料調達(Scope 3)の排出削減に向けた取り組みや、バイオケミストリーや連続フロー反応による環境負荷低減型製品開発にも注力しています。

2024年度では、GHG排出量削減への取り組みをさらに進めるべく、SBT認定の目標をグローバル基準に沿って1.5℃目標に移行することに決めました(SBT認証は2025年4月16日に取得)。温室効果ガスの排出量削減目標を更新し、SBTイニシアチブより1.5℃基準ならびにネットゼロの認定を取得しました。

人権尊重

2019年に「人権ポリシー」を策定して以降、人権デューデリジェンスを毎年実施しております。サプライチェーン全体でのリスクの把握と対応を強化しており、SEDEXを活用した倫理監査や弊社グループの従業員による実地監査を進めています。高砂香料グループでは、さまざまな地域の天然原料(例えばバニラ、カカオ、コーヒーや、天然油脂の原料となる草花)を使用しています。こうした原料は農園で栽培されているため、生産現場の労働環境を適切に把握し、確認していくことが重要であると考えています。

高砂香料グループ 人権に関する取り組み骨子

方針によるコミットメント
 ・高砂香料グループ人権ポリシー承認(2019年5月 取締役会)
  ・2021年3月一部改定(別添「人権に関する重点課題」を追加)
人権デューデリジェンスの実施
救済措置(ホットラインの整備)
 ・国内では「明日への窓」、海外では各拠点ごとのホットラインが整備されています

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山形本部長

ダイバーシティ&インクルージョン(DE&I)

DE&Iを経営の重要課題と位置づけ、2022年にポリシーを制定しました。多様な人材の活躍と柔軟な働き方の推進を通じ、次の100年に向けた持続可能な成長を目指しています。

2024年度は統合報告書の発行にあたり、「人的資本の価値最大化」の目的を明文化・図解しました。そのなかでDE&Iのもたらす効果についても記載しています。個々人の能力を伸ばすことで、会社も発展していくわけですが、サステナビリティも同様で、推進会議(詳細はP.14を参照)に参加しているメンバー各々が社外の勉強会やワークショップに参加をしたり、講演会を聞いたりして新たな知識を吸収し、それを推進会議のメンバーと共有したりしながら、各人の成長が仲間の成長につながり、ひいては推進会議の機能を高めていくことにもつながると考えています。

労働安全衛生

2013年の火災事故を教訓に、安全文化の醸成に継続して取り組んでいます。毎月行われる安全協議会では、社長をはじめとして関係役員が出席し、事故報告、是正対策、社内統一ルールに関する設定などについて議論をしています。また、年に一度開催される「高砂安全の日」などを通じて、グローバル全体で安全管理強化に取り組んでいます。

2025年4月の「高砂安全の日」では、リスクアセスメント強化を主題として、海外も含めた各事業所にて全従業員にリスクアセスメントの重要性について学ぶ機会としました。事故を未然に防ぐ会社としての仕組み同様、個々人の安全におけるリスクを正しく認識し、引き続き安全操業に努めてほしいと思っています。「全従業員が、仕事を終え、笑顔で帰宅する」をモットーにこれからも安全活動に力を入れてまいります。

今回は、我々のサステナビリティの活動のなかで、気候変動対応、人権尊重、ダイバーシティ&インクルージョン、労働安全衛生についてご報告させていただきました。その他の活動又詳細につきましては、行動計画表であるSustainability 2030をご覧いただければと存じます。次の100年も持続的な発展を遂げる企業として、社会課題の解決に向け引き続き尽力してまいります。今後ともご支援の程よろしくお願いいたします。