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取締役 常務執行役員 コーポレート本部長 兼 EHS Executive 山形 達哉
取締役 常務執行役員
コーポレート本部長 兼 EHS Executive
山形 達哉

Takasago Global Planの最終フェーズOne-Tが終了し、20214月からVision 2040最初の3カ年であるNGP-1がスタートしました。

Vision 2040「人にやさしく、環境にやさしく」を指針に、引き続きサステナビリティ推進に注力したいと思います。

高砂香料グループのマテリアリティを実現する目的で、以下の大項目を設定し、前半10年のSustainability2030を活動計画として策定しました。

大項目

1. 気候変動 2. 環境負荷低減 3. 労働安全衛生 4. 地域コミュニティ
5. グリーンケミストリー 6. 責任ある調達 7. 人権 8. 透明性

 

本中期経営計画では、One-Tで進めてきたことを  ベースに、各々の取り組みを高度化していきます。 具体的な取り組みを幾つかご紹介いたします。

気候変動への対応に関しては、2020年TCFDに沿った行動計画を策定し公表しました。グリーンケミストリーを中心に環境適応商品・プロセスの開発を推進していきます。緩和策においては、各事業所での省エネ活動に加え再生エネルギー利用を促進させたいと思っています。サプライチェーンにおけるグループ全体でのCO2排出削減では、2021年5月に取得したSBTi基準に則り、2030年度までにScope1+Scope2において27.5%、Scope3においては13.5%の削減を目指します。前述した自社工場での再生エネルギーの導入促進も重要ですが、原料調達活動などサプライチェーン(Scope3)におけるCO 2排出削減にも注力していきます。

人権保護については、高砂香料グループ人権ポリシーに基づき2019年より人権デューデリジェンスを実施してきております。当社のサプライチェーンも含めた全事業活動において、人権侵害が行われていないか、行われるリスクがないかを確認するプロセスとなりますが、各事業拠点の中での調査に加え、本社のグローバル機能部門においてもヒアリングを行い、人権侵害がないことを確認しております。このプロセスを通して、グループ内の情報セキュリティ上の脆弱性など改善が必要と判断されたところにおいては適宜改善を図っています。引き続き人権デューデリジェンスの充実に努めていきます。

責任ある調達もまたとても重要なことです。2020年、原料調達だけでなく、物流やIT機器関係などあらゆる調達活動を網羅するべく、サプライヤー行動規範を改定いたしました。CO2排出削減努力、また人権問題対応においても、自社内のみならずサプライチェーンにおける協調体制が必要不可欠です。NGP-1では、すべての協力会社の皆様と一緒に、そのサプライチェーンにおいても本行動規範が遵守されるよう努めてまいります。