社会からの要請が多種多様化する中、当社グループは、毎年マテリアリティの特定を行っています。特定された項目を中心に取り組みを行うことで、全社的に長期的な視点に立ち、社会課題の解決に向け日々注力しています。2017年に外部の意見を取り入れながら初めて特定作業を実施し、以下のプロセスに則り、毎年議論・見直しを行っています。
※ マテリアリティ:一定の評価・選定プロセスを通じて特定された、「サステナビリティにおける重要項目」のこと。当社が参照する「GRIスタンダード」(報告書に関するグローバルなガイドライン)では、マテリアルである(重要性が高い)と特定した項目について報告を行うこととしている。
2021年度の変更点
マテリアリティ2021-2022は、前年のマテリアリティに「デジタライゼーション」「ダイバーシティ&インクルージョン」「香りによるWell-beingへの貢献」の3つの項目を追加しています。
●デジタライゼーション
業務効率の向上には、ERPシステムとサテライトシステムのグローバル統合、AIの活用、IoTの導入、ワークフローのペーパーレス化などが重要であると認識しています。また、当社グループの活動基盤として、さらなるITセキュリティの強化が必要です。
●ダイバーシティ・インクルージョン
Vision 2040にあるように、多様性や多様な価値観を尊重することが重要です。
●香りによるWell-beingへの貢献
高砂香料らしさをマテリアリティに含めるために、「香りによるWell-beingへの貢献」を追加しました。当社グループの事業である「香りとその周辺技術」を通して、人々の心身の健康や社会に貢献することをめざします。
マテリアリティ特定のプロセス
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マテリアリティ2021-2022
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