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「富岳」産業試行課題に採択

― 大規模構造探索と量子化学計算を用いた香料素材高生産酵素の設計 ―

高砂香料工業株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:桝村 聡)は、これまでNEDO(国⽴研究開発法⼈新エネルギー・産業技術総合開発機構)の 「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発/項目〔①〕データベース空間からの新規酵素リソースの創出」事業を通じて、香料素材開発に活用可能な有用酵素の探索に取り組んでまいりました。

今回、RIST(高度情報科学技術研究機構)が公募する「富岳」産業試行課題に採択され、神戸大学との共同研究でスーパーコンピュータ「富岳」*1の膨大な計算資源を活用した物理化学的解析が可能となったことにより、大量の有用酵素候補の活性を高速かつ効率的に評価する手法の構築を目指します。これにより、有用酵素の開発を迅速化し、環境負荷の低い香料素材開発の実現につなげます。
当社の中長期ビジョンVision 2040として、「人にやさしく、環境にやさしく」を掲げており、さらに2024年度から始まった新中期経営計画、New Global Plan-2【NGP-2】においてサステナブルな経営という基本方針に基づき、本課題を通じてバイオものづくり技術のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速、高度化し、持続可能な香料素材生産ならびにバイオエコノミー社会への貢献を目指してまいります。

 本研究の一部は、スーパーコンピュータ「富岳」の計算資源の提供を受け、実施いたします。(課題番号: hp260263)。

*1    スーパーコンピュータ「富岳」
スーパーコンピュータ「京」の後継機として理化学研究所が設置し、2021年3月から共用を開始した計算機。
スーパーコンピュータの主要な世界ランキングの一つであるGraph500で11期(~2025年6月)連続1位を獲得し、以降も世界トップレベルの性能を有している。
 

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Fugaku