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TEAC創立70周年記念大会でベストプレゼンテーション賞を受賞しました

高砂香料工業は、2025年11月1日~4日に徳島文理大学徳島キャンパスで開催された第69回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会 (TEAC2025) において2件の発表を行い、そのうち1件の発表でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

「テンプレート酵素を起点とする香料素材のバイオものづくりへの新たなアプローチ検討」(ベストプレゼンテーション賞 受賞)

従来のオーダーメイド型開発から脱却し、緩い基質特異性と高い活性を持つ「テンプレート酵素」を見出し、これを多種の香料素材生産の目的に応じて部位特異的変異導入を施す新たなアプローチです。今回、テンプレート性を有するエンレダクターゼを起点に(R)-δ-dodecalactoneを与える高生産な人工酵素の開発に成功しました。

※神戸大学との共同研究
※この成果は、NEDO「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」の委託業務の結果得られたものです。