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揮発成分の分析にはガスクロマトグラフ装置(GC)を主に用います。

触媒、冷感剤等の不揮発成分では液体クロマトグラフ装置(LC)も用いられます。

必要な場合、構造情報が得られる装置で測定をします。

においの分析含め光学活性の情報も必要です。

得られたデータを解析して、成分組成や構造の決定をします。

 

物質の分析

新しい匂いの開発や他部署の支援のため化学構造が決定できる能力が必要です。

化学構造情報について、高分解能質量分析計、核磁気共鳴スペクトル装置、単結晶X線回折装置等多様な機器を運用しています。

近年「結晶スポンジ法」と呼ばれる単結晶化が不要なX線回折手法に取組み微量の新規化合物や光学活性の決定に用いています。

においの分析

GCを中核技術として、さまざまな形態の試料の導入法とヒトの鼻を含む検出法により成分分析を行っています。

多くの装置、GC汎用検出、GC-匂い嗅ぎ、GC/質量分析法(GC/MS)、固相マイクロ抽出(SPME)-GC/MS、ヘッドスペースGC/MS、GCxGC/MS、キラル分離GC等、を目的に応じて使い分けて分析します。

管理の分析

分析技術部門ではISO/IEC17025の認定を取得しています。製品や原料の品質管理・品質保証に関する理化学試験、微生物試験を実施し、お客様からの要望、品質保証を確実に実施しています。

 グローバルで品質を一定にするため、日本が核となり分析技術、品質保証技術の統一とさらなる技術の向上に取り組んでいます。