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鹿島工場

鹿島工場は高砂香料工業最大のフレーバー(食品用香料)製造工場であり、調合香料・天然抽出物・乳化香料・茶類エキス・高香気コーヒーエキスなどを製造しております。鹿島工場は食品安全マネジメントシステムFSSC22000および環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得し、食の安全安心を支える製品を安定的に供給するよう日々取り組んでおります。

5S・カイゼン活動

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工場正門前の全体清掃
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工場正門前の全体清掃
工場正門前の全体清掃

鹿島工場では、安全で快適な働きやすい職場、効率の良い環境に優しい製造現場の実現を目指して、5Sカイゼン活動を5Sカイゼン委員会の主導のもと、全員参加で進めております。
その一環として、毎月実施日を決めて工場の全体活動として一斉清掃を実施しております。製造棟の中だけでなく工場敷地、また工場周辺の歩道清掃も行い、清潔で快適な、気持ちよく過ごせる環境作りを実践しております。 

食品安全マネジメントシステム

鹿島工場は食品安全マネジメントシステムFSSC22000を2012年に取得しております。
構築したマネジメントシステムをただ運用するだけでなく、「食品安全チーム」と毎月開催する「食品安全チーム定例会」を活用し、今後もお客様に安全・安心な製品を継続的に提供できるよう、スパイラルアップによるレベル向上を進めてまいります。

〈災害対策・安全衛生〉

鹿島工場では、平塚工場の火災や漏洩事故又、東日本大震災の体験を基に、災害対策やBCP(事業継続計画)を継続・強化しています。当工場では、大規模な地震が発生したことを想定した自衛防災隊訓練を実施しています。大津波に備えて屋上へ避難する訓練の実施、大地震により危険物が漏洩して静電気で引火、火災発生を想定した総合防災訓練、消火シートや消火器による初期消火、社内連絡網の通報といった自主防災訓練を始め波崎工業団地の共同防災訓練への参加等を毎年2回実施し、従業員の安全を守っています。

平成29年11月16日鹿島工場が加盟する「波崎工業団地連絡協議会(以下波崎連)」の共同防災訓練が開催されました。22年ぶりに担当となった同工場は、公設消防、波崎連23社参加のもと緊張感の伝わる中、大規模な訓練となりました。この訓練にあたり約5か月の準備期間を設け、自主訓練とリハーサルを重ね、入念な準備により、滞りなく訓練が終えられたことは関係者にとって大きな自信となったことと思います。

毎年推進しているのが、安全衛生や健康対策です。毎月1回、安全管理者と各安全推進委員が各職場の安全衛生パトロールを実施しています。産業医や看護師による健康相談や、衛生管理者も同行しての現場巡視による作業環境の安全衛生を確認しています。

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波崎連共同防災訓練
波崎連共同防災訓練
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屋上へ繋がる避難階段
屋上へ繋がる避難階段
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自衛防災隊訓練
自衛防災隊訓練
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消火器取扱訓練
消火器取扱訓練

環境マネジメントシステム

鹿島工場の環境活動は2002年にISO14001を工場単体で取得し2011年に高砂香料グループ認証を経て今日に至っております。食の安全と豊かさを与える食品香料の生産を通して近隣企業、地域住民との協調を重視し環境に適切な生産活動を行っております。

省エネ活動及び環境負荷低減について

鹿島工場では、電気量削減を目指し、ポンプ類のインバーター化、製造で使用する冷却水用の冷凍機の高効率化、製造環境を維持する為の空調設備の高効率化及び照明のLED化を計画的に進めています。照明のLED化においては、防爆型の機器も含め全体のおよそ7割のLED化が完了しています。また、空調機器においては、特定フロン使用機器の全廃を完了し、使用中の代替フロン機器は定期点検の実施によりフロンガス漏えいを防止し、省エネよるCO2排出量削減とともに、温暖化防止・環境負荷低減に努めています。

Pick UP >> 廃棄物削減

抽出後の粕や残さを販売

鹿島工場では、製造工程で大量に発生するコーヒー粕や植物性残さを園芸農家や畜産農家に販売し、廃棄物削減および資源循環を推進しています。

園芸農家や畜産農家で独自に作られた堆肥は主にピーマンや菊、菜の花、お正月用の松、千両の栽培に利用されています。毎年、ゼロ・エミッションを継続達成しつつ地域との共生を推進しております。 

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菜の花の栽培
菜の花の栽培
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コーヒー粕と菜の花
コーヒー粕と菜の花