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高砂フードプロダクツ株式会社は、さまざまな食品に使用される粉末香料をはじめ果汁・天然調味料・色素などの、食品添加物及び食品素材を製造しています。2011年度より、「安全・安心な食品づくりを通じて従業員一人ひとりが地球環境の保全に配慮した活動を進めていきます」という環境理念のもと、「環境影響を常に認識し、汚染の予防に努め、地域社会との共生を図ります」、「事業活動を通じ、廃棄物の低減、リサイクルを推進します」、「省資源、省エネルギーを推進し、環境保護に努めます」の3つを行動指針に掲げ、従業員一同一丸となって、地球環境の保全に配慮した活動を進め、徐々に成果として表れています。

そして地域社会との共存を掲げ、製造に関わるすべての活動においてエネルギーの有効活用、資源の再利用、廃棄物の最小化などに取り組み、社会、そしてお客様のご要望に応えていきます。

バイオマス事業(CO2削減)

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バイオマス施設
バイオマス施設

2011年より、事業活動で生じるコーヒーかすを利用して燃焼させ、廃熱ボイラーによるバイオマス事業の工事を開始し、2012年より本格稼働しました。2018年度にはバイオマス活用により年間204トンのCO2排出量削減をしました。今後も生成効率を上げて更に削減を進めてまいります。

巨大地震対策、安全衛生

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津波避難タワー
事務棟と津波避難タワー

東日本大震災から学んだ教訓と南海トラフ巨大地震に備えて災害時の対応策を検証し、強化に取り組んでいます。津波対策として従業員全員にライフジャケット等を用意し、社員のみならず近隣住民の津波避難場所として利用されることを目的として地上20mの避難タワーを建設しました。

また、グループ企業との緊急無線の活用による防災訓練や、日常的な安全衛生の取組みとして、安全衛生委員会や5S委員会が中心となり、定期的な職場パトロールを実施し、危険要因の低減を進めています。

環境活動

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産廃置場

◆グリーンウエーブ活動

年二回、地域の方々と、地域の草刈りを行っています。防砂林としての役目を持つ松林を育てようと数年前に松の苗を植樹し、現在は松林の間の除草することで、松の生育を助けています。

従業員も積極的に参加し、地域の環境保護活動に取り組んでいます。

◆産廃を培養土化

緑茶エキス抽出後の茶葉を活用した培養土を、社会貢献活動の一環として近隣の教育関係施設に提供しています。

児童生徒が土に触れ、生育する喜びとまち全体が花や緑の潤うまちになるよう、微力ながら応援しています。

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東排水処理場

◆東排水処理場シャッター

排水処理設備は地域環境との接点であり、環境影響負荷の軽減を常に念頭に置いて作業にあたっています。TFPから排出する排水がきれいであることの象徴として工場見学等、工場を訪れる方が目にする排水処理場のシャッターに彩色を施しました。

近辺の松林、砂浜、海、空をイメージするとともに、高砂フードの前に広がる将来の発展を祈念しデザインしました。

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ミナミメダカ

◆ミナミメダカとの共生

排水処理場から放水される水路には、環境省作成のレッドデータブックにおいて絶滅危惧種(Ⅱ)に分類されるミナミメダカが生息しています。環境負荷が小さい証として社内で認識し、環境保全意識の高揚を図ると共に展示を行っています。