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Vivid Flavors® Retroma® 

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高砂香料工業 Vivid Flavors® Retroma®

特許技術による新たなおいしさの体験 

食品や飲料が口の中にあるとき、その香りは口から喉を通り、鼻へ抜けていきます。
この香りは「レトロネーザルアロマ (Retronasal Aroma)」と呼ばれ、食品のおいしさを感じるうえで重要です。Vivid Flavors® Retroma®は、レトロネーザルアロマを解析した結果を活用した高砂香料の特許技術によるフレーバーブランドです。

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高砂香料工業 香料の美味しさ

① おいしい!と味わっている時の風味を再現

消費者の加工食品に求めるおいしさのひとつは、フルーツなどの本物の食材を食べている時のリアルな風味ではないでしょうか。
そこで、私たちは「おいしい」と感じた時のレトロネーザルアロマを捕集・解析し、その香気バランスを加工食品で再現する技術を開発しました。
この技術を活用したフレーバーにより、さまざまな食品や飲料で「おいしい」体験を提供します。

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高砂 楽しい味覚体験

②香りの余韻をデザインする

香りの余韻はおいしさに寄与するひとつの要素です。
この余韻は、レトロネーザルアロマが時間とともに変化することによって生まれます。
私たちはリアルタイム分析装置であるPTR-TOF-MSを用い、その変化を連続的に計測し、化合物ごとの香りの「立ちやすさ」や「残りやすさ」の数値化・データ化に成功しました。
このデータに基づきデザインされたフレーバーは、「後切れの良さ」「持続性」「香り立ちの強化」などを、消費者のニーズにマッチするようにコントロールすることができます。