ダイバーシティ
新しい価値を創出し続けるために、あらゆる差別のない雇用を推進、多様な人材が特性や個性を生かし、いきいきと働くことのできる職場環境づくりに取り組んでいます。
女性管理職人数と比率(対管理職全員)

女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画
計画期間:2020年4月1日~2025年3月31日(5年間) 数値目標:管理職に占める女性の割合を2025年3月末までに16%以上とする。
取り組み内容
- 管理職を対象にしているダイバーシティマネジメント研修の内容を見直し、研修を実施する。
- 主任級を対象にした研修において、管理職に向けての意識改革を目的としたキャリア支援研修の内容を見直し実施する。
※職業生活に関する機会の提供に関する目標
グローバル人材採用への取り組み
グローバルに活躍できる人材育成の一環として、外国人の採用にも積極的に取り組んでいます。日本での就職を希望している外国人留学生を対象に、オンラインで会社説明会を開催、高砂香料グループのグローバルな事業について紹介しました。また、海外の大学に在籍、卒業後は日本での就職を希望する学生に対しても、積極的に採用活動を行っています。外国人の採用に際しては、多様な発想や知識などそれぞれの強みを生かし、新しい価値を生み出すことに期待しています。
定年再雇用制度
定年を迎えた60歳以上の従業員には、今まで培ってきた経験や能力を発揮できる再雇用制度を設けています。過去3年(2018年9月~2021年3月)の再雇用希望率は84.6%、希望者につきましては100%再雇用を行っています。また、定年前の従業員を対象に「ライフプランセミナー」を開催、定年後の生活設計について支援を行っています。さらに退職後には、OB会である「高友会」に加入が可能となり、懇親会の際には社長からのメッセージや役員の参加もあり、高砂香料ファミリーとして定期的な懇親の場が設けられています。
障がい者雇用の促進
障がいのある方の採用活動を積極的に行うとともに、能力や適正を最大限に発揮し活躍できる環境と、定着を図る雇用制度を進めています。引き続き、障がいのある従業員にとって働きやすい職場の充実を通じて社会的責任を遂行していきます。
障がい者雇用率

有給休暇
仕事と生活の調和を保ちながら充実して働けるように、高砂香料グループではワーク・ライフ・バランスの実現に取り組んでいます。
育児支援
育児休業や育児時間、看護休暇の制度を整え、安心して従業員が仕事と育児を両立しながら働ける環境づくりを推進しています。
育児休業制度 |
子どもが満1歳6カ月になるまでの期間、育児休業が取得できます。 |
---|---|
育児短時間勤務 |
3歳に満たない子どもを養育する場合、1日6時間の就業にすることが可能です。 |
育児時間 |
子どもが小学校3年生修了時まで、1日1時間を上限とし、30分単位で取得が可能です。 |
看護休暇制度 |
小学校入学前の子どもの看護を必要とする場合、1名につき年6日、かつ時間単位での休暇が取得できます。 |
育児休業の取得状況
|
2020 年度育児 |
育児休業取得権利 |
割合(%) |
---|---|---|---|
男性 |
7 |
28 |
25 |
女性 |
25 |
25 |
100 |
合計 |
32 |
53 |
60 |
育児休業後の復職率
|
2020 年度中に育児休業から |
復職予定者数(名) |
割合(%) |
---|---|---|---|
男性 |
6 |
6 |
100 |
女性 |
11 |
12 |
92 |
合計 |
17 |
18 |
94 |
介護支援
家族に対する介護が必要になっても退職することなく、長期にわたって働き続けられるように介護休暇および介護休業制度を設けています。
介護休暇 |
要介護状態にある家族の介護やその他の世話をする従業員は、対象の家族 1名につき年間5日、2 名以上を介護する場合は、年間10日を限度として休暇が取得できます。かつ時間単位の取得が可能です。 |
---|---|
介護休業 |
半日単位で年40回までの取得が可能、さらに1カ月単位の取得と合わせて最長12カ月の休業が可能です。 |
福利厚生
従業員のより一層の生活向上のため、福利厚生の充実を図っています。従業員持株会や財形貯蓄制度、社有保養所等各種施設の利用も可能です。また、カフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)では、従業員やその家族の生活を豊かに支援するためのメニューを選択・利用することができます。
メニューの一例
生活 |
毎日の暮らしのさまざまなシーンで使えるサービスの提供 |
---|---|
リフレッシュ |
フィットネス施設や各種スクールの優待 |
育児サービス |
育児補助金制度 |
介護サービス |
介護補助金制度 |
有給休暇制度
年次有給休暇については、従来からの1日単位、半日単位の取得に加え、1時間単位での時間単位有給休暇(年間最大5日分相当)の取得が可能です。時間単位有給休暇では、育児や介護、短時間での私用対応など、休暇を取得しやすい環境の実現に取り組んでいます。
リフレッシュ休暇制度
従業員が心身ともにリフレッシュをし、幅広い視野と柔軟な思考を育む機会が得られるよう、勤続10年以降、5年ごとに5日間のリフレッシュ休暇を取得できる制度を設けています。また、勤続15周年、25周年を迎えた従業員には感謝の意を込めて、勤続表彰金が支給されます。
ノー残業デーの実施
時間外労働の削減などにより、労働時間の適正化を図るとともに、業務改善による作業効率の向上や終業後の有効な時間活用を推進しています。毎月第2・第3水曜日は「ノー残業デー」とし、継続的に運用しています。
時間外労働平均時間数(月)

年間総実労働平均時間数
