5分でわかる高砂香料工業 5分でわかる高砂香料工業

企業概要

企業理念

技術立脚の精神に則り
社会に貢献する
国内45% 海外55%
売上高1,524億円
*2020年3月末
国内42% 海外58%
従業員数3,572
グループ会社40
*2020年3月末

沿革

1920
1930

創業

  • 第一次大戦後の不景気の中、1920年2月9日甲斐荘楠香が、高砂香料を設立
  • 同年7月に現在本社のある蒲田の地に本社と工場を移す
  • 1928年 オゾン酸化法によるサフロールからのバニリン、ヘリオトロピンの製造を開始
創業当時の蒲田工場
1930
1945

台湾進出

  • 昭和に入り生産を拡大する中、樟脳副産油等の香料原料を確保するため台湾に進出
  • 同地に工場を建設し、1938年 本社も台湾へ移す
台湾工場全景
1945
1960

戦後の再出発

  • 第二次世界大戦後、合成香料の製造販売を中心に日本で再出発
  • 1947年 平塚工場開場
  • 1954年 メントール、1955年 ムスクTの製造開始
1955年当時の平塚工場
1960
1980

国内外の事業の進展

  • 高度成長期を迎え事業規模を拡大。1960年にいち早く欧米に駐在所を開設
  • その後、合成香料中心から調合ビジネス(フレーバー、フレグランス)重視の総合的な香料会社へと変貌を遂げる
パリ駐在所が入居したビル
1980
2000

技術と海外事業による長期安定

  • 国内の生産体制を整備し、海外への進出を加速
  • 国内では1980年 フレーバー向けの鹿島工場竣工、1983年 磐田工場でℓ-メントールの本格生産開始
  • 海外では、1987年 中国に合弁会社二社設立、1988年 スペインの合成香料会社に資本参加(後に100%子会社化)、1992年 ドイツにフレーバーの生産販売会社設立
磐田工場メントール製造プラント
2000
2020

世界と共生する真のグローバル化

  • 2001年 社外取締役野依良治氏がノーベル化学賞を受賞
  • 主にフレーバー市場で天然志向の高まる中、天然バニラ資源の確保と活用を目指し2013年 マダガスカルに合弁会社を設立
  • 伸長するアジア地域において拠点を整備・拡大。2014年 シンガポール拠点の生産能力増強
  • 2017年 インドにて工場竣工、2019年 インドネシアにて工場竣工
TAKASAGO INTERNATIONAL (SINGAPORE) PTE.LTD.

事業・製品紹介

事業セグメント

高砂香料グループの主要な事業は、フレーバー、フレグランス、アロマイングリディエンツ、ファインケミカルの4部門で構成され、グループ経営資源を各地域で有効活用することで、高品質かつ信頼いただける製品・サービスを世界中のお客様にお届けしております。
60%
売上高918億円

フレーバー

飲料やデザート、菓子、乳製品、調理食品などに、嗜好性に優れた香りと風味を付与するフレーバー、そして果汁やコーヒー、お茶といった食品原料を提供しております。
*2020年3月末
27%
売上高407億円

フレグランス

香水や化粧品やシャンプー、洗剤、芳香剤、入浴剤といった商品に使用される香りを、残香性や拡散性、安定性にも優れたかたちでクリエーションし、提供しております。
*2020年3月末
8%
売上高121億円

アロマイングリディエンツ

光学活性で革新的かつユニークな香りの素材を開発し、最高品質のフレーバー、フレグランスのクリエーションに用いております。
*2020年3月末
4%
売上高62億円

ファインケミカル

不斉合成技術による医薬品中間体、独創的な触媒開発、エレクトロニクス産業を支える電子写真感光体(OPC)等の機能性材料を提供しております。
*2020年3月末
※上記の他に、その他不動産事業の売上高14億円があります。

こんなところに高砂香料

食品・飲料、日用品・化粧品、医薬品など、毎日手に取る、口にするたくさんの商品に高砂香料グループの香料・技術が使われております。

当社の強み

世界各地で活躍する高砂香料の技術
1920年の創業以来、最先端の研究で培われた高砂香料グループ固有の技術は、アメリカ、シンガポール、メキシコ、ブラジル、フランス、ドイツ、中国にあるTAKASAGOの研究所に広がり、中核となる日本の研究開発本部は各国へ基礎研究のデータを提供するとともに、グローバルに展開する研究開発の中心となっております。
グループ研究開発費
120億円
グループ研究員数
848
*2020年3月末

研究開発体制

日本と米国の基礎研究機能と、各拠点の応用研究の機能連携によるR&D戦略の一元化を推進しております。グローバルかつ将来性ある研究開発成果を創出してまいります。

グローバルネットワーク

高砂香料グループは日本を本社とし、28の国と地域に研究所や工場、営業所を設けております。グローバル規模での原料調達体制を整備し、さまざまな法規制へ対応しております。また、各国の市場変化やトレンドを分析し、お客様の満足する香りを提供してまいります。

地域別売上

45%
日本
689億円
21%
米州
327億円
17%
欧州・中東・
アフリカ
253億円
17%
アジア・
パシフィック
255億円
*2020年3月末

サスティナビリティ

CSRマネジメント

高砂香料グループは、地球環境に配慮し、社会に信頼される企業を目指して、未来を見据えた事業活動の推進を通じてより良い社会づくりに貢献してまいります。
また、社会の公器として、企業活動の経済面、環境面、社会面という三つの側面でバランスの取れた経営を推進してまいります。

これまでの歩み

高砂香料グループは 2002年に環境宣言を公表し、事業活動を通じて環境課題への取り組みを続けております。グループ CSR中長期計画「EHS100プラン」を2009年から始動させ、活動の目標や達成度の評価を環境報告書の中で報告してきました。2012年より人権、ダイバーシティなど社会面での取り組みへもスコープを拡大しております。2015年からは、グローバルでのサステナビリティ推進体制を構築し、2018年からは CSR推進強化を掲げております。

グローバルCSR体制

高砂香料グループにおけるCSRの推進体制として、EHS、人事、調達・生産・物流、開発、品質保証がコアとなる「高砂グループCSRチーム」を発足いたしました。
これらの部門がメンバーとなるCSR推進会議を定期的に開催し、情報の共有・目標進捗管理を行っております。

中期経営計画

2018-2020年度 中期経営計画「One-T」

高砂香料グループは一丸となって、創造的かつ革新的な価値を生み出していくことが必要です。これを表すスローガン「One-Takasago」から、新たな中期経営計画「One-T」(2018-2020年度)を始動させております。

One-T基本⽅針に基づく計画を遂⾏することにより、高砂香料グループの経営基本⽅針の⼀つ「信頼される商品を供給し続けることにより、グローバル市場でのトップクラスの⾹料会社を目指す」を実現いたします。

「One-T」基本方針

1. 顧客満足度向上
営業力、研究・開発力の強化、徹底した品質管理や迅速、柔軟な対応を通して顧客満足度向上を目指す。
2. 事業成長戦略推進
マーケットプレゼンスを高め、安定的な収益を確保しつつ事業基盤の拡充を図り、売上1,700億円を目指す。
3. 技術革新
技術立脚の企業理念を念頭に、独自性・優位性のある技術や製品を開発し、その成果をグローバルで応用展開する。
4. 利益体質改善
グローバルでの業務改革やバリューチェーンの最適化を進め、営業利益5.2%を目指す。
5. 人材開発
「挑戦する人材」を育成し、グループの人的資源を最大限活用し、グローバルに活躍できる環境を整備する。
  • 売上 1700億円
  • 営業利益率 5.2%
  • 事業基盤の拡充
  • 新しい価値の創造