メインコンテンツに移動

連続製造技術は、医薬品の品質に大きなインパクトを与える

2012年に米国食品医薬品局(FDA)は、連続製造技術の利点について上記のように力説しています。連続製造技術を用いて医薬品製造を行うことで信頼性、安全性、効率および応答性/自由度がより向上し、かつ製造コスト削減を達成することが可能です。

2012年より当社が得意とする均一系触媒技術と連続フロー製造技術を組み合わせることに取り組んできました。しかしながら、その道のりは厳しく困難を極めましたが、今では当社の重要な製造技術のひとつに至りました。

当社では、Pipe Flow Reactor(PFR)および Continuously Stirred Tank Reactor(CSTR)およびIntermittent Stirred Tank Reactor(iSTR)装置を研究所および磐田/掛川工場に有しており、医薬品中間体の製造プロセスに利用することが可能です。

2015年から連続フロー製造技術を用いた商業化製造を開始し、累計100MTのGMP製造を行ってきました。2016年に磐田工場の製造設備に関してFDAによる査察が行われました。

さらに2018年にLAH還元剤を使用し、連続反応装置を活用して研究レベルからGMPトンスケールの製造まで成功しました。

今後も、上記連続フロー製造設備を当社差別化技術として展開を行い、迅速にお客様に医薬品中間体を届けてまいります。

* “FDA Perspective on Continuous Manufacturing”, S. Chatterjee, IFPAC Annu. Meet. Jan. 22-25, 2012, Baltimore. MD, USA. PDF

 

連続フロー製造の歩み

1983
  • Started Telomerization with Horizontal Pipe Flow Reactor
1985
  • Started Continuous Distillation
2013
  • Installed Vertical Pipe Flow Reactor (Kakegawa)
2014
  • Installed Vertical Pipe Flow Reactor (Iwata)
  • Installed CSTR with Counter Current Extraction
2015
  • 3 Process Validations for GMP intermediates with Continuous Flow Started commercial production

2016
  • FDA Inspected at Iwata
2018
  • GMP intermediate (ton scale) in continuous flow by the reducing agent LAH

連続フロー装置一覧

Stage

Type

Size

Pressure

Temp.

Object

Capacity

Laboratory

Tube reactor

H-Cube

Pipe Flow Reactor

1~60ml

5MPa

0~150℃

Catalyst screening Feasibility study

~5kg

Demonstration

 

Tube reactor

350ml

5MPa

0~150℃

Optimization

~50kg

CSTR X 2

Glass & Stainless

Steel

10&20L

-70~180℃

Optimization Commercial

~5MT

Factory

 

 

 

Distillation Tower

Various

Full Vacuum

 

Commercial

~100MT

Pipe Reactor

100L

5MPa

0~200℃

Commercial

~20MT

Pipe Reactor

200L

5MPa

0~200℃

Commercial

~70MT

CSTR

200L

-50~150℃

Commercial

~100MT

 

連続フロープロセス

商業化

  • 不斉水素化
  • 還元的不斉アミノ化(DARA)
  • 還元(アミノ)化 / ロイカート‐ヴァラッハ反応
  • 動的光学分割法(dynamic kinetic resolution;DKR)
  • Lithium aluminum hydride (LAH)還元剤を用いた還元反応
  • チャン・ラム・エヴァンス(Chan-Lam-Evans)カップリング反応

開発

  • グリニャール反応
  • エステル還元