- ゼロエミッションとは、どのようなものですか? また、高砂香料ではゼロエミッションに取り組んでいますか?
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ゼロエミッションとは、1992年の地球サミットにおいて「持続可能な開発」が採択されたことを受け、1994年に国連大学が発表した「ゼロエミッション研究構想」から生まれたものです。製造工程で出るゴミを原料として他の製造工程・産業で再利用することにより、廃棄物ゼロを目指す活動です。
鹿島工場では、「ゼロエミッション」の達成を阻害していた塩化ビニール類を、リサイクル可能な材質へ切り替えを進め、2006年に完了しました。この活動により、すべての廃棄物をエネルギーと資源のリサイクルとして委託処理や販売が可能となりました。また、2006年度には、緑茶かす50tを委託焼却し、電気エネルギーに変換するサーマルリサイクルをしていましたが、堆肥化への検討の結果、2007年度から地元園芸農家の協力のもと有用物として活用することが可能となり、相互に環境負荷の低減に貢献できるようになりました。
また、高砂フードプロダクツ(株)では、製造工程で排出されるコーヒーかす、紅茶かす、排水処理後の汚泥を分離・乾燥し、特殊肥料・普通肥料・混合汚泥肥料として近隣農家の方にご利用いただいています。
- 香料を扱う会社ということで工場周辺の臭気が気になりますが、
どのような対策を行っていますか?
- 高砂フードプロダクツ(株)では、脱臭装置を設置して風による飛散や乾燥による臭気の放出などを極力抑え、肥料製造設備は全面シャッターで囲っています。
- コーヒーかす・茶かすは、どんなものにリサイクルしていますか?
- 鹿島工場では、社会貢献活動の一環として、2005年5月から特定非営利活動法人「ゼロ・ワンの郷」へ特殊肥料(コーヒーかす)および抽出残渣(ウーロン茶かす)を供給しています。これらを利用した独自開発の有機肥料と施肥方法が確立され、ソラマメ、ジャガイモなどの季節野菜作りが活発化しています。
- 海外拠点では、環境に対するどのような取り組みをしていますか?
- パリの工場では、風力、水力、波力などで作られた再生可能電力を購入し、全使用電力の50%を占めています。
- 業務以外では、環境に対するどんな活動を行っていますか?
- 磐田工場では、自動車通勤をやめて、CO2を排出しない自転車通勤に変更する従業員が増えています。会社としても地球温暖化防止に貢献する自転車通勤をサポートするため、敷地内に自転車ラックを設置し、環境にやさしい通勤手段を応援しています。
- グリーン購入とは、どのようなものですか?
また、高砂香料ではグリーン購入に取り組んでいますか?
- グリーン購入とは、環境負荷ができるだけ小さい製品やサービスを、環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入することです。高砂香料グループでは、2002年に高砂香料グループ・グリーン購入基本方針を制定し取り組んでいます。2009年度の事務用品のグリーン購入比率はグループ全体で58%でした。比率向上に向けて、引き続き推進していきます。