台湾のアーティスト許家維氏の撮影に協力

当社は台湾アーティスト許家維氏の映像作品の撮影に協力しました。

 

今回は、台湾総督府工業研究所(日本の台湾占領下に産業政策の一環で設立)が許氏に台湾の歴史に関する展示会を依頼したことがきっかけで始まりました。許氏は、戦前台湾に本社があった高砂香料の活動にヒントを得て、今回の作品の中で能楽師が能楽「高砂」を工場で舞うシーンの撮影を希望されました。撮影は、5月26日と27日に渡って平塚工場で行われ、映像作品『高砂』が完成しました。作品は6月10日から7月16日まで台湾台北の尊彩藝術中心という美術館で公開されております。

 

許氏は1983年台中の生れで、国立台湾芸術大学在学中から、映画の手法を用いながら、現実と虚構、歴史と現在の狭間で人の記憶や歴史を再構築するさまざまな作品を発表されて来ました。またヴェネチア・ビエンナーレに出品する他、多くの個展を開いていらっしゃいます。今年の5月には、視覚芸術および舞台芸術における優れた表現に贈られる「台新芸術賞」において15回目のグランプリを受賞されております。

 

高砂と台湾のむすびつきの深さを改めて思い起こさせてくれる許氏の作品作りに協力できたことは、高砂香料にとっても喜ばしく名誉なことと思います。

 

 

 

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工場撮影時の様子

 

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台湾で公開された映像作品『高砂』